• K.KOSUDA

なかなかやる気が起きないときの対処法



こういう仕事をしていると、なかなか仕事に取り掛かれなくなることがあります。これって、Webライターあるあるみたいです。


クライアントから依頼をいただいたテーマに対して乗り気になれないというか、


「ああ……この記事は手間がかかりそうだ……」とか考えてしまうと、なかなか執筆に入れなくなるんですよね。


調べる→構成を考える→書く――という一連の流れが果てしなく感じてしまって、ゴールまでとても遠く感じてしまうんです。



特に、まったく新しいテーマで書くなら新鮮さもあって比較的気持ちが高ぶったりするんですが、毎回同じテーマがベースになると、「慣れ」や「飽き」が生じるんです。


だからよけいに怠い気持ちになってしまうんですね。それによって作業は完全に停滞します。そんな状態になると、以前はまったく仕事が手につかずに怠けた1日を過ごしてしまうことも多々ありました。


完全に時間を捨てていたようなものですが、実際、人間は行動する時間よりもその行動に対して悩んだり考えたりしている時間の方が長いとも言われているんです。


これが重なっていくと、いわゆる「常に時間が足りない状態」とか、そんな負のスパイラルにはまっていくわけです。


「時間が足りない」とか聞くと、なんとなく「デキる人間」といったイメージを抱きやすいですが、実際には忙しすぎて時間が足りないのではなく、考えすぎたり二の足を踏む時間によって本来の時間が削られているにすぎないわけです。



なかなかその仕事に取り掛かりたくないので、メールチェックを理由に先延ばししたり、なんだかんだと自分に理由を付けて1日を無駄に過ごしてしまうわけです。


目の前の仕事を先延ばしにしてしまうという悪癖は、こうした仕事をする人には結構ありがちなようで、他のライターさんなんかも、「結局締め切りギリギリで執筆するハメになる」と嘆いていました。


さて、こうした状況は誰もが陥りやすいわけですが、この負のスパイラルを脱却する方法について、簡単に述べたいと思います。


最初から最後まで一気に進めることを考えてしまうと気が重たくなるので、「執筆」と一括りにしてしまうのではなく、段階で小分けして仕事を進めていくのです。


私たちのようなライターであれば、執筆する際には様々な工程を経て作業を完遂させています。


実際に私の仕事を大雑把に分けると、



こんな感じに分けられます。


記事執筆になかなか取り掛かれない場合は、これらのうちどれかひとつだけでもいいので終わらせることを考えるのがおすすめです。


「ざっと調べるだけ調べて適当にノートに書きだしておく」という作業だけをする。それが終わったら、「とりあえず構成だけ決めておこうか……」という感じで構成を終わらせてしまう。


私の経験上、そうやって段階で区切って作業をしていくうちに、いつの間にかそれがやる気に変わってどんどんエンジンがかかっていくということが、結構多いです。


もちろん、やる気に満ちているときはどんどん作業を進めていけますが、どうにも作業に手が付けられないような状況に陥ったら、以上のような方法でかなり改善されるはずです。



モチベーションが上がらないのに仕事に取り掛からなければならない苦しさはフリーランスならではの独特なものです。これがどこかへ勤めていれば、半ば強制的に仕事に取り掛からなければならないので、その方がある意味で楽なのです。


孤独と向き合うフリーランスは、「仕事に取り掛かる」という当たり前のことすらも、非常に難しく感じてしまうことがあります。これはフリーランスにとってのデメリットだと思っています。


これは人としてもダメになる第一歩です。誰も注意してくれる人がいないわけですから、そこに甘えすぎてしまうと、完全に社会人としては終わってしまいます。どこかで必ず立ち向かわなければなりません。


どうしても作業に手を付けられないときは、とにかくその作業につながることを何かひとつやってみると、一気に執筆のペースが上がったりするものです。


時間を無駄にしたくない! とかそんなことは考えなくてもいいので、のんびりでもいいから何かの工程をひとつ終わらせてみましょう。そのひとつひとつの積み重ねが、次第に仕事へのやる気を刺激してくれます。