• K.KOSUDA

「筆者」と「著者」の使い方を間違っていませんか? っていう話



ちょっと細かいことなんですが、「筆者」と「著者」の使い方について、前から気になっていたことなんです……。 私たちライターが記事を書く際は、自分のことを「筆者」と表すことがありますよね。Webコンテンツ記事ではほぼそういう機会はないんですけど、取材記事やコラム記事などではよく使用する表現です。 ところが、自分のことを「著者」と名乗るライターさんをたまにお見かけします。「著者」は、書籍等の執筆をした人を指す言葉で、第三者が使用する言葉です。 「――この本の著者が伝えたかったことは……云々」 みたいな感じです。 もちろん、 「――この本の筆者が伝えたかったことは……云々」 という使い方も間違いではないんですが、「筆者」は一人称代名詞としても使用できる言葉なので、「私」と同じ意味として用いることができます。 しかし、「著者」は一人称代名詞としては使えません。なので、自らを「著者」と名乗るのって、やっぱり違和感しかないんです。 自分のことを「著者は……」と名乗ってしまうライターさんの記事が堂々と掲載されているサイトを目にするとちょっとがっかりしちゃうというか、編集側からの指摘もないのかな? と、不思議に感じてしまいます。 ただし、ライターも編集側もそれでOKとしているのなら、こちらがとやかく言えることではないんですけどね。ただ、そういうのが原因で、「Web記事は質が低い」なんて言われてしまうのも悔しいじゃないですか。 基本的に、ライターさんであれば「筆者」と「著者」の違いくらいは分かる方の方が大半ですから、敢えて指摘するまでもないんですけど。もし、その違いを誤解されている方がいらっしゃるのであれば、このブログが参考になれば幸いです。